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麻雀 |
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福州では、日本や中国各地の役の大きさで点数を取り合う麻雀とまったく違う、ポーカーにも似た独自のルールで、 家庭、雀荘は当たり前、店先、木陰、レストラン、結婚式場に至るまでいつでもどこでもジャラっと楽しんでいます。 トランプと人気を2分する、そんな福州人の娯楽『麻雀』とそれにまつわる人間模様をレポートします。 |
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福州の麻雀は、大き目の牌を使うのは当然の事、通常の牌に季節牌を混ぜて行われていましたが、最近では花牌も追加し144枚で行われる 様になったようです。この花牌と字牌が来たら右に出し、枚数分が上がった時の点数となります。しかも振り込みで上がっても全員から点数分の お金がもらえ、ツモで上がると2倍となります。 ■基本的なルール
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福州のルールでは、そこそこ打てる腕の人達が集まって行う場合、回数を重ねれば重ねるほどチャラで終わるサイコロの出目に似た感じに なります。なので、勝ち逃げを許さない意味も含め、最初に3回や4回といった回数を約束してから始める事が多いようです。しかし、中には コズルイ人達もしばしば。勝ったら突然用事を思い出す奴、負けても勝つまでお金を払わない奴、配牌が悪いといきなり山を崩して無かった 事にしちゃう奴など、まるで小学生並みのわがままがぶつかり合う人々の行動は見ていて飽きません。 またレートですが、私がお供でよく通っていた雀荘では近所のばーさん連中がやる1点1分から、最高で1点5元まで様々。5元というと 75円/日元なのでそこそこかなぁと思いますが、それがとんでもない!3~4ゲームも行うと5000元負ける時も有るんです。 どうやらレート金額×100~1000倍のお金が動くと思っていた方が良さそう。しかもここでまたまた分からないのが、5元のレートでやっている 顔ぶれ!洋服買いに飛行機乗っちゃうマダム、退職した大学教授、旦那が多額の詐欺で死刑判決を受けた(もちろん裏金で釈放)オバちゃん、 この辺はまあ当たり前。しかし中には、タクシー運転手、公務員等、月給が2000~3000元の人達が多数!「おいおい、負けたら今月どうやって 生活するんだよ。」と心配も他所に、ほとんど毎日顔を出してました。日本で月給以上の金額が動く雀荘に、大勢の人達がほとんど一日中入り 浸る所は無いでしょう。私が知らなかっただけなんでしょうか・・・ ■雀荘に集まる人達
■自宅に集まる人達
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